「正解を知っている人は誰か」

を知ることが、正解への近道である。

(マーフィーの近道法則)

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 人の一生で体験できるのは、ごく限られた範囲のことです。

 生きていく上で、知りたいことを迅速に知ることは大切なことです。

 

 まず、Z小の年間総超勤時間(全職員)の推移(下のグラフ)をご覧ください。

 ほくさつモデルの代表的典型例です。

 どうすれば超勤を減らせるのか?以下参考にしてください。 

超勤削減≒教育課程の業務仕分け

(北薩モデル)とは? 

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文科省の2016.6タスクフォース報告を一言でいうならば、

 

「長時間労働は、

①校長・教育委員会のリーダーシップ 

②衛生委員会の活用 によって、解消せよ」

と言っています。

 

これは、まさに北薩労安が5年も前から言ってきたことです!

(そのまんまです)

ようやく文科省も「追認」したということですね。  

 

超勤を削減するためにできることは、

意外とシンプルです。

 

成果をあげている北薩の小・中学校の

「共通」する実践項目は、次の5つです。

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 ①衛生推進者資格をとる。

 ②衛生推進者になる。

 ③毎月、衛生委員会を開く。

 ④勤務時間調査で実態把握

 ⑤アンケートをとる。

 

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  たったこれだけです。

  難しいことが何かありますか?

 

なにも「100mを5秒で走れ」と言っているのではありませんよ。

赤信号は止まって、青信号になったら歩こう」といったレベルで、

法律は守ろういう類の当たり前の話です。

 

これなら、あなたにもできるでしょう?

それも、たった一人から始められるのです。

 

超勤を減らすのに、選ぶのに苦労するほど

あれこれ方法がたくさんあるわけではありません。

 

この5つの原則に反する

画期的な方法(奇策)はおそらく「ない」と思います。

(あったら、ぜひ教えてください)

 

最初は模倣やパクリであっても、

続けていると自分のスタイルが必ず出てきて、

なじんでくるようになります。

 

模倣やパクリでいいから、とりあえずやる!

というのが、「ほくさつ労安」参加者のスタイルです。

そして100%、成功しています。

・ 

 ところで周囲には、「朝から晩まで働いて、睡眠時間もろくにとれない!」と怒っている人がいます。

 でも、そんな状況が嫌なら、なぜ変えようとしないのでしょうか?

 上記方法はすでに示されているのに……。

  

 結局、不満はあっても、”現状を維持”する方がその人にとってラクだから、そうしているように思います。

 

 言われた本人は不本意でしょうが、人間は自分で思っている以上に、合理的な行動をとっているものです。

 不満は言いながらも、結局はどちらがラクか、はかりにかけ、“現状”を選択しているのです。

 

 つまりは現状に満足とは言えなくても、行動を変えるほどの不満はなく、どうでもいいことを考える”ヒマ”もあるのです。

 ですから、そのような方が「忙しい、忙しい」と口にしていても説得力はないように思います。

 

ワーク・ライフ・バランスが

学校を救う。

 

   毎日、遅くまで残業、持ち帰り仕事で、心身ともにへとへと

 昼休みや休暇も自由に取れず、110時間労働でも残業代はなし。

 

 これらは、心身のバランスや健康を損なう原因となって、教職員の病気休職、精神疾患は依然として深刻な状況が続いています。 

 同時に、いじめ問題など子どもたちの様々な問題の背景にもやはり教職員の超勤多忙があることは周知の事実です。とにかく、先生たちの心に余裕がないのです。

 

 教育行政もこれらの事実を知っていながら見て見ぬふり、事業者責任を放棄しています。本来、職員の違法なサービス残業で成り立つ(あてにする)ような経営などありえません。企業経営であれば、とっくに淘汰(倒産)されていることでしょう。そこは経営者トップも、生涯、学校以外の世間を知らない悲しさ。

 労働力確保のための経費収支感覚も必要とされない閉ざされた学校ムラ社会では、職員が声を上げなければ何事も問題とならないのです。

  

 今日、日本中ほとんどの学校は、このような『ブラック企業』ではないでしょうか?

 

 でも、あきらめないでください。学校の超勤は減らすことができます。

 実際に、ある小学校では、年間11,000時間の超勤がありましたが、3年間で3,000時間の超勤削減(勤務時間の適正化)に全職員で取り組みました。

 

机上の空論ではなく、実際に経験してきた生の事案をご紹介したいと思います。

  

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