●どんな仕事にも責任はある
ところで、法的責任は別として、まったく責任のない(無責任な)仕事というのはどんな職場にもありませんし、第一やっていてもやりがいがないでしょう。
例えば、衛生推進者は職場同僚の安全や健康に「道義的責任」を感ずるから、事業者(校長)に“強く”ものが言えますし、職員への協力要請も“一生懸命”になれるのではないでしょうか。
責任こそが原動力であり、逆転の発想をすれば一概に責任自体が悪いことではありません。
そんなことより、「多忙で子どもと向き合えないと言うけれど、子どもと向き合うのが先生たちの仕事でしょう。何をしているのですか?」という保護者の厳しい批判にどう応えていくのか。
衛生推進者の責任云々以前に、もっと重大な自分たちの「責任」が問われているのです。