方法➍ 衛生管理者試験に合格する
もし、上記3つの方法以外で衛生推進者資格を本格的に取得するつもりなら、衛生管理者試験(国家試験)に合格する方法があります。
受験に際し関門となるのは、受験資格に「労働安全衛生の実務経験」が必要なことですが、結論から言いますと、先ほどの[➌実務経験を積む]で述べたように職場代表者(校長)が承認すればそれで可能なようです。
学校は、非工業的事業場ですから第2種衛生管理者試験に当たり、試験の難易度はそれほどでもありません。
全国で毎年約2万5千人が受験し、60%~70%くらいの合格率で、合格すれば生涯有効資格です。
この試験の特徴は類似の問題が繰り返し出題されることで、過去問対策をしっかりしておけば、合格基準の6割には届くと思われます。
科目は「労働生理・労働衛生・関係法令」の3科目で、すべて5肢択一式の30問、試験時間は3時間です。
3週間もあれば、問題集1冊を3回転ぐらいできるので、働きながらでも独学で十分合格できます。
問合せ先は、ネットで検索できます。
主要都市近郊であれば年に複数回受験可能で、試験手数料は1回7千円程度です。