削減根拠➊ 特定事業主行動計画の活用
ここで、大活躍してくれるのが少子化問題を背景として誕生した「次世代育成支援対策推進法」と、それに基づいて各自治体が策定する「特定事業主行動計画」です。
【次世代育成支援対策推進法5条 事業主の責務】 事業主は、基本理念にのっとり、その雇用する労働者に係る多様な労働条件の整備その他の労働者の職業生活と家庭生活との両立が図られるようにするために必要な雇用環境の整備を行うことにより自ら次世代育成支援対策を実施するよう努めるとともに、国又は地方公共団体が講ずる次世代育成支援対策に協力しなければならない。 |
A小を設置するS市も特定事業主行動計画を策定しています。
過重労働防止の観点はもとより、超少子高齢化・人口減少社会に進むわが国の社会構造を踏まえれば、「社会生活の時間」の充実を含むワーク・ライフ・バランス社会の実現が日本社会の持続可能性のために不可欠です。
子どもは未来社会の宝であり、私たちの仕事も子どもがいるからこそ成り立っています。
学校職場も行動目標の達成に向け、首長部局と足並みをそろえて行動していく必要があります。